Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~
アイスにそえられたラズベリーをそっとつまんで、あたしの唇の前に持ってくるテルさん。
冗談半分で試すようなその瞳を、あたしはジッと見つめ返した。
「……そうしよっかな」
「へ?」
ちょっと目を丸くしたテルさんの指から、直接ラズベリーをついばむ。
プチッ、と口の中で弾ける、甘酸っぱい果汁。
「たまには落とされてみようかな、って言ったんです」
テルさんの瞳に、今までと違う笑みが浮かんだ。
……あーあ。
いつ、こうなってもおかしくない関係だったけど。
とうとう自分から飛び越えちゃった。