ハッピー・クリスマス
それからは
どうやって
家まで帰ったのか。

気が付いたら
玄関まで来てて。

暗い気持ちで
「ただいま」と一言。

「姫子~、お帰り。
初のバイトはどうだった?
ケーキ、売れた?
アンタ、ケーキを振り回したり
乱暴に扱ってないでしょうね?」

どんだけ信用ないの??

でも、母のアホさが
僅かな救いだったり…。
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