彼女が愛した温もり


寂しげに一人で寝室へと向かったコーキとは裏腹に

月は綺麗に部屋を照らす


冷たいコーキの体を私が抱き締めても
体温の低い私じゃ温まらない

寂しそうな横顔を見ても私は何も出来ない


< 122 / 349 >

この作品をシェア

pagetop