彼女が愛した温もり


『京介さん‥
私、京介さんには自分の大切な道を歩んでほしい
ママとの未来があなたの幸せですか?
麗華さんと麗華さんのお母さんとの道を捨ててでもママを選びますか?』


そう私が言った瞬間

京介さんが顔を上げた

京介さんの目から涙がこぼれる


< 259 / 349 >

この作品をシェア

pagetop