彼女が愛した温もり


『何も聞かずにいてほしいの』

『うん』

『何も聞かず帰るのを受け入れてほしいの』

そしてコーキから離れ
目を見て話す


『私の事を話そうとしたら
すごく時間がかかるし
驚くと思う
コーキなら私がどんな話をしても受け入れてくれるって分かってる
ただ、話す勇気とか無くて‥』

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