彼女が愛した温もり


ついにコーキは私の前に立ち

頭を撫でる


久しぶりの温もりに
ただ懐かしく
そしてただ愛おしい


『じゃあ行くか♪』

私の手を引き門を出る


そしてコーキは万里子に向かって
『万里子ちゃんありがとう』
と言った


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