【完結】不良彼氏の甘い誘惑
「なっ……やだやだっ!!」


「ぜってぇ逃がさねぇかんな」



爽真君はそう言ってニヤリと笑うと、また唇を塞いできた。





「んっ……」


やだっ!!誰か助けて!!





そして、口の中に何かが入ってきた。


?!







やっ、やだっ……何これ―――


……もしかして、舌?





「んっ……やだっ……」

やだっ……こんなのやだ―――







「ふっ……んん……」


だけど、爽真君はそのままキスを続けた。





あたしの舌に爽真君の舌が絡まっていく。


正直、苦しくて仕方ない




「ん……っ……」


あたしは思わず、爽真君の制服の裾をギュッと掴んだ。







何で……何で?


何でよりにもよって……大っ嫌いな人にキスされなきゃいけないの?




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