-roop-

最期の夜

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最後の夜…


リビングの布団で、誠さんと身体を並べて眠った。


ただ

昨日と違うのは

身体を寄せ合うようにして、手を繋いで眠ったこと。

小さく話しても、吐息が重なるくらいに傍にいたこと。


瞬きするのを惜しむくらい

貴方の顔を焼き付けていた…



貴方の言葉を

声を

温もりを刻んでいました…




何てことない笑えるような話でさえ


大切な…

大切な宝物のように

心の奥にしまいました…。





貴方を

千夏さんの恋人を愛した罪で

地獄に送られるのならば

それさえも奪われてしまうというのに



それでも


ひとつ

ひとつ


大切に心の中にしまいました…。

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