【短編】☆夢の中のクリスマス☆
「ありがと。じゃあ、ユウちゃん俺の相手して?」


えっ?

相手って・・・。

相手?


「ユウちゃん、顔が赤いよ?」

「えっ?」


私はほほをペタペタと触る。


「あの・・・相手って?」

「ふふっ、話相手だよ。何だと思ったの?」


ジュンは隣の席をポンポンと叩く。

ここに座れと言う事なのか。


「ユウちゃんって高校生?」

「はい、高校2年です。」

「そうか!じゃあ、俺とタメなんだね。」

「そうなんですか?」


本当はそんな事、とうの昔に知っている。

あなたの血液型、誕生日・・・あなたの足のサイズまで。

本当は私・・・知っているの。



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