地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
あまりの言われようで怒りが火山のように噴火寸前。
怒りのマグマが沸々と準備してる。
次…何か言われたら、キレる…。
「…というか、ブサイク地味女が、こんな場所にいていいわけないでしょう!」
「ホント。芸能界は選ばれた人間が来るところ」
「アシスタントとして入って来るなんて図々しい!消えなさいよ…ブス!!」
バシッと頬を叩かれた。
ヒリヒリとした痛みが顔中に広がる。
叩かれたところを手で押さえた。
「泣かないの?それとも足りない?」
ニヤリッと笑うマリナ…
キレイな皮を被った悪魔だ。
こんな人に日本中が夢中なの?
テレビ越しだからわからないのは、わかってる。
でも…あんまりじゃない…?