地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐



キツイ思いをさせてた。


しかも…杏が耐えられなくなるまで気付かなかった。

姉弟で…………



「…ごめん……絶対に守ってやる。」




杏に危害を加えた奴は容赦しない

男だろうが女だろうが


「……地獄を見せてやるよ


俺の女に手ェ出したんだからな」





杏の前髪を掻き分けて、額にキスを落とした。





♪〜〜♪〜〜〜



パソコンが新着メールを知らせる。




確認しに行くと、先程頼んだ資料が添付されていた。



「さすが仕事早い…」




マウスを動かし、内容を見ていく。




「…ふ〜ん……使える。」


杏が寝てる内に、済ませてしまおう。



2日後………楽しみだな?




――陸Side――終わり
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