恋愛ごっこ
GAME1
「ここが私立M学園高等部か・・・」

恋愛ごっこ
GAME1
    
私立M学園高等部ここではけっこう有名な進学校。の校門の前に立つ1人の高校生。

彼女の名前は相沢ひかる。女。今日から1年A組。

気が強く、筋はまげない性格。

恋愛経験0。

彼女はひっそりと思っている・・・・・「恋がしたい」と。

1年A組。

「ここか・・・」

ガラッ

教室は違う学校どうしでにぎわっている。

カタッ

「ふぅ。」

ひかるの席は一番後ろの一番端っこの窓側。

校庭でサッカー部が練習しているのが見える。

(落ち着く・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・

「ねぇねぇ!」

「・・・・・ん」

いきなりの声にちょっとびっくりした。

「あたしY中の長瀬凛。よろしく!」

「・・・・・・」

「あなたは??」

「・・・ひかる。」

(見ず知らずの人に自己紹介をしてしまった。)

「ひかるちゃんか。うんうん。いい名前だね。実は高校デビューの初日から

 遅刻して他校との交流の場に入れそびれちゃったんだよね。我ながらおっちょ

 こちょいなもんだ。」

(変なやつ。)

ひかるは1人の時間を邪魔されて少し不機嫌だった。

「変なやつって思ったでしょ!?」

「むっ・・・!」

「ふふ~ん、図星だね。」

「変なやつ。」

「知ってる♪よくいわれるもん。ところでさっき話したとおり交流の場に

 はいれそびれちゃったんだよね・・・・だから友達になってちょ!!」

凛はそういいながら手をさしだして来た。

「好きにしろ。」

はやく1人になりたかったひかるは適当に返事をした。

「うん。じゃあ友達ってことで!!よろしく。ひかりん♪」

「・・・!!」

(なんか変なあだ名つけられてる。)

「ひ~かぁ~りん。」

「そのあだ名でよぶな。」

こうして凛という不思議な子と友達??になったのであった・・・

















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