宝石のように
あたしはそう言った



あたし…
本当に弱い



何度泣いても
また涙が溢れでそうになる


「え?花菜?でも...」



「大丈夫!じゃあね!」



あたしは泣きそうになっているのが
ばれないようにするために
必死に笑顔を作った



そしてあたしは
鞄をもって教室を出て行こうとした



< 68 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop