空−ソラ−
私はケータイを握りしめていつの間にか眠ってしまっていた。


そんな私を起こしたのはケータイだった。

着メロが鳴って私は飛び起きた。

それは友達からのクリパの誘いだった。

私は悩んだ結果、行くことにした。

そして悠哉にもメールした。


『この前はほんまにごめん。私、心配になってもて悠哉のこと信じられんくなってた。私が悪いね…………悠哉傷ついたよね。うん。悠哉が私との別れを求めてるならええよ。別れる。じゃあ、バイバイ… 優奈』

私はメールを送った後、大泣きした。



私の初めての失恋だった。



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