DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>


「まあ、君は軍隊時代から活躍目覚しいようだね。度々名前を耳にしていたので君にさせてもらった」

そう言いながらコーエンはボルグに背を向け、窓際の日当たりのいい位置におかれた重厚な木製の机のほうへ向かい椅子に腰掛けると

「今回の守護天使は、最新の技術を詰め込んだかなりの期待作でね……」

しゃがれた声で鼻歌でも歌うようにそう言いながら、机の上に置かれた小型の機械のスイッチを押した。

同時に卓上に四角いパネルのようなものが浮かび上がり、そこに映像が流れ出す……

円形の、なにも置かれていない広い部屋で、不恰好な、だが人型に近い金属製のロボットと誰かが戦っているのが見える。

天井から撮ったのだろうか?

高いところから見おろすようなアングルでうつる映像……


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