DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―5―)
「そうか……クロード様がそんな事を……あの方も悩ましい立場だからな」
アレックスの話を聞き終えたボルグの声に、アレックスは荷物を用意していた手を止める。
「どういうことですか?」
司令部から兵舎の自室に戻ると、ボルグがドアの前で待っていた。
何か話があるらしい。
部屋に招きいれたもの、なかなか話を切り出さないので、出立の準備をしながらクロードの話をしていた。
「今この国を治めているリチャード様はここ数年病に臥せっていて、事実上のこの国の権限は王妃のディーバ様が握ってるといわれてる」
「ええ。知ってます」
アレックスはうなづく。
リチャード王はここ十年近く、国民の前に姿を見せていない。
「そうか……クロード様がそんな事を……あの方も悩ましい立場だからな」
アレックスの話を聞き終えたボルグの声に、アレックスは荷物を用意していた手を止める。
「どういうことですか?」
司令部から兵舎の自室に戻ると、ボルグがドアの前で待っていた。
何か話があるらしい。
部屋に招きいれたもの、なかなか話を切り出さないので、出立の準備をしながらクロードの話をしていた。
「今この国を治めているリチャード様はここ数年病に臥せっていて、事実上のこの国の権限は王妃のディーバ様が握ってるといわれてる」
「ええ。知ってます」
アレックスはうなづく。
リチャード王はここ十年近く、国民の前に姿を見せていない。