満月stationn
~止まった時間~
1年前の今日
チーン・・・
仏壇の鐘が鳴り響き、手を合わせる私。
今日は幼馴染みの龍の命日だ。
1年前まで、龍は私の隣で笑ってた。
~1年前~
「おい波瑠!!
電車来るぞ!!」
「待ってぇ、もぉ少し」
満月駅・・・満月が綺麗に見れるこの駅を、私、『櫻木 波瑠』と幼馴染み、『春野 龍』はそぉ呼んでた。
カシャッカシャッ
今日は満月の日。
そして、龍と私のピクニックの日。
綺麗な満月をカメラに収めてた私は、龍の声にカメラをバックにしまった。
チャラン・・・ッ
カメラを終うと同時に龍からもらった蝶々のストラップが線路におちてしまった。
必死にそれを取ろうとする私。
「波瑠??何やってんの??」
「龍からもらったストラップ、落としちゃった・・・」
龍は必死に取ろうとする私の腕をつかむと、代わりに自分の腕をのばした。
「?龍??」
「波瑠は女だろ??危ねーから、やめとけ」
不思議に思う私に龍はそぉ答えてた。
「龍、電車、来ちゃう!!」
「大丈夫、もうちょっと!!」
この時、無理やりにでも止めておけば良かったのに。
だから、あんな事になったのに・・・。
迫り来る電車に、もう一度、龍に声をかけようとすると・・・
「取れた!!」
腕をのばしたまま笑う龍。
その瞬間・・・
ゴーーーーーッッッ
ガタン ガタン
電車が来て、線路にのめりこんでいた龍の身体は宙ろ舞い、そのまま、事故に遭ってしまった・・・・・・・・・
仏壇の鐘が鳴り響き、手を合わせる私。
今日は幼馴染みの龍の命日だ。
1年前まで、龍は私の隣で笑ってた。
~1年前~
「おい波瑠!!
電車来るぞ!!」
「待ってぇ、もぉ少し」
満月駅・・・満月が綺麗に見れるこの駅を、私、『櫻木 波瑠』と幼馴染み、『春野 龍』はそぉ呼んでた。
カシャッカシャッ
今日は満月の日。
そして、龍と私のピクニックの日。
綺麗な満月をカメラに収めてた私は、龍の声にカメラをバックにしまった。
チャラン・・・ッ
カメラを終うと同時に龍からもらった蝶々のストラップが線路におちてしまった。
必死にそれを取ろうとする私。
「波瑠??何やってんの??」
「龍からもらったストラップ、落としちゃった・・・」
龍は必死に取ろうとする私の腕をつかむと、代わりに自分の腕をのばした。
「?龍??」
「波瑠は女だろ??危ねーから、やめとけ」
不思議に思う私に龍はそぉ答えてた。
「龍、電車、来ちゃう!!」
「大丈夫、もうちょっと!!」
この時、無理やりにでも止めておけば良かったのに。
だから、あんな事になったのに・・・。
迫り来る電車に、もう一度、龍に声をかけようとすると・・・
「取れた!!」
腕をのばしたまま笑う龍。
その瞬間・・・
ゴーーーーーッッッ
ガタン ガタン
電車が来て、線路にのめりこんでいた龍の身体は宙ろ舞い、そのまま、事故に遭ってしまった・・・・・・・・・