心涙
「話を聞く。」







如何しよう・・・。
あたし一人を痛めつけるのに、ヒデも
巻き込んでしまった。





ヒデ、大丈夫かな。
頬が結構腫れたた。先生に止められた後のヒデは
真っ赤になった頬を摩りながらイラついた状態だった。




あたしとは目を合わせてくれなかった。









ごめん。ヒデ。









「・・・・一体、何でこんな事になったの?」







「あ・・たしの傷は転んだからで・・・・。ヒデたちは・・・・」







「ちゃんと本当の事言ってみなさい。何かあったんでしょ?



先生ね、さっき池内さんたちが裏庭から出てくるの見たのよ。」






池内っていったら美帆の事だ・・・。
何でそんな所に先生居るの?って聞きたいよ。






「何もないですよ。」
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