D U S H ! !



人肌恋しくなって2日振りに、ユカに電話をした。

バイト終わりの、午後10時。


一人で自転車を漕いでいると、物凄く寂しい。

周りは仲良く手を繋いだカップル、プレゼントを買って貰って嬉しそうな顔をした子どもを連れた家族。

ショッピングモールの広場のクリスマスツリーが、派手にきらきらしている。


「!?」


…さらには、自転車でこけてしまった。

雪の中自転車を漕いでいた俺が悪いんだけれど。


「最悪だよ、今日は。」


5回目の電話。



『どうしたの、ヤマトくん』


天使が舞い降りた。





< 252 / 346 >

この作品をシェア

pagetop