D U S H ! !
チキンな俺達は、お化け屋敷にいる怖がりの女の子達のような体勢で城に入る。
「お手伝いさんが居るぞ…」
するとエプロンをした若い女の人がぺこりと一礼した。
「お坊っちゃま、お帰りなさい」
「あ、中川さん。母さんは?」
中川さんと言うらしい。
それにしても若いな。どうみても高校生にしか見えないけど…
「葉子さまならリビングに」
「ありがとう」
鮎川はクールにお礼を言うと、階段に向かう。
うおお…
リアルだ…現実だ…本物だ…
俺達は初めて見るその光景にビビりながらも、リビングに居るという鮎川のお母さまのもとへと向かった。