空の上からの
「か~え~で☆」



和樹がニヤニヤしながら俺に話しかけてきた


「なんだよ…」



俺の質問には答えず、ずっと和樹はニヤニヤしている

バスに乗って学校に着いてもニヤニヤしていた


「はぁ…」



「愛しの中村さんに会えるね楓!」


和樹は馬鹿か?
少し疑う

でもやっぱりあの子に会いたい
その気持ちは収まらなかった
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