理想と現実の間に





どんな顔をして

どんな言葉を贈ったんだろう




想像出来ない
だから想像してしまう




早く次の言葉が欲しくて、
充君に視線を送る




「それで、彼女はなんて?」





「なんたってその頃俺達は高校生
だからなー、彼女はまだ考えられない
って!
まー当たり前だと思うよ!(笑)
剛は喧嘩や悪さばっかで、落ち着きなんて
少しも無かったしな(笑)」




懐かしいな~なんて思い出を話す充君。



でも私はそんなこと耳には入っていなくて
剛と彼女の心境を、想像の中で探っていた





「剛さー、振られた事が相当ショック
だったらしくて、それからの4年は
冷却期間?そんな感じだったよ。」





急に切なげな顔をして話す充君






< 186 / 191 >

この作品をシェア

pagetop