王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜
『俺、今から女と待ち合わせしてるからさ』
未来が乱暴されかかった日、確かにあいつはそう言っていた。
その女が……美咲だったのだろう。
点と点が一本の線で繋がっていく。
「で?お前はこれからどうしたいの?俺と付き合いたいなんて思ってないんだろ?」
「あたしは裕が好き。でも裕はあたしだけを見てくれない……。いつか捨てられちゃうの……」
「そう思うなら好きでも離れろ。お前なら違う男すぐ見つかるって」
俺はしゃくり上げながら泣く美咲の頭をポンと叩いた。