王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜

『俺、今から女と待ち合わせしてるからさ』


未来が乱暴されかかった日、確かにあいつはそう言っていた。


その女が……美咲だったのだろう。


点と点が一本の線で繋がっていく。


「で?お前はこれからどうしたいの?俺と付き合いたいなんて思ってないんだろ?」


「あたしは裕が好き。でも裕はあたしだけを見てくれない……。いつか捨てられちゃうの……」


「そう思うなら好きでも離れろ。お前なら違う男すぐ見つかるって」


俺はしゃくり上げながら泣く美咲の頭をポンと叩いた。
< 259 / 448 >

この作品をシェア

pagetop