王子様は金髪ヤンキー!?〜My last lover〜

「白石が未来に好意を寄せてんのはすぐに分かるだろ?いくら年下だってあいつも男なんだよ」


「……隼人は何が言いたいの?」


「だから安易に仲良くすんなって言ってんの。何かあってからじゃ遅いんだよ」


「……隼人はあたしを軽率な人間だと思ってるの?」


「ハァ?そんなこと言ってねぇよ。ただ……――」



軽い女。


隼人にそういう目で見られているようでたまらなく嫌だった。

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