華の恋
夜の風が少し冷たくなってきた10月。
ブレザーのポッケから携帯を出して
時間を確認すると9時半。
うぅぅ…さすがに怖いよ。
この道近道なんだけど…すごく暗いし。
「早く帰ろう…」
携帯を閉じてポッケにしまう。
コツコツ…
…ん?
思わず後ろを振り返った。
今、足音聞こえたよね?
「気の…せいかな…?」
再び歩き出した。
コツコツ…
「誰!?」
もう一度振り返る…けど…誰もいない。
まさか…ストーカー!?
やだやだ…どうしよう。
でも…勘違いかもしれないし。
さっさと帰ろう…。