華の恋
「いやっ、こちらこそ…って…華恋?」
え?
ぶつかったその人を見ると
腕をさすってるみなと。
「何してんだよお前。危ねぇだろ」
「あっ、みなとぉ!」
思わずみなとの腕にしがみついた。
「うわっ!何だよお前。くっつくな!」
「す、ストーカー!」
「は?」
「さっきから誰かにつけられてて…」
「それまじ?勘違いじゃねぇの?」
「うっ…分かんないけど…
さっきから靴の音が…」
そう言ってさらに強くみなとの腕に
しがみついた。
「…分かったよ、仕方ねぇな。
送ってやるから安心しろ」
「ほんと?良かった~」
「お前になんかあったら
心配するだろうからなぁ…」
ぶつかったはずみに落ちた華恋のかばんを
拾いながらみなとは言った。
…ん?