華の恋
「何それ?誰が?」
「あっ、ほらっ。親とかが?」
「あ、そっか。みなと優しいとこ
あんじゃん」
「うるせぇー。とっとと行くぞ」
「はーいっ」
みなとからかばんを受け取って
みなとの後についていく。
「いらっしゃい!…おぅ!華恋ちゃん」
「こんばんわ~おじさん」
お店のドアを閉めながらあいさつ。
「あれ?みなと。また来たのか」
「違うよ。ストーカーにつけられてるとか
こいつが言うから送りにきただけ」
「ストーカー!?華恋ちゃん大丈夫?」
「うん…みなとが送ってくれたから。
最悪勘違いだったかもしれないしね」
「そっか、なら良かった。
あっ、2人とも、ラーメン食べてく?」
「俺はいいや、帰るから」
閉めたばっかりのドアを開きながら
みなとは言った。
「もう帰るの?
詩織さんに会ってけばいいのに」