華の恋
「うん、みなとのおかげ。
でも…家に1人でいるの怖いから
昨日も泊まっちゃったけど…
今日も泊まっていい?」
「そういうことなら大歓迎。
おばさんも華恋ちゃん1人にしとくの
怖いから泊まっていきなさい」
「ありがとう」
「はい、お待ち!」
おじさんの声とともに華恋の目の前に
おいしそうな餃子が置かれた。
「おいしそう~」
「たくさん食べろ?華恋ちゃんは
細すぎなんだから」
「うん。いっただきまぁす」
おいしい~!
おじさんの料理はどれもおいしいけど
華恋は餃子が一番好き。
「ねぇ、華恋ちゃん」
「ん?」
ご機嫌で餃子を食べる華恋の横に
おばさんが座ってきた。
「昨日勝ちゃん、学校行ってた?」
「?…うん。来てたよ?どうして?」
「それが…昨日の朝、何度呼んでも
起きてこないから部屋に入ったら
もういなくてね?
制服もかばんも無いからたぶん
学校行ったんだと思うけど。
朝ご飯食べていかなかったから」