+゚☆月夜の舞姫☆゚+【短】
「リリー姫!」


「はい……」


アレンに笑顔を向けられたリリーは、戸惑いながらも返事をしました。


「私には、美しいドレスも、大きな宝石の着いた指輪も、綺麗な靴も用意出来ませんでした」


「無礼者!求婚をするのにプレゼントがないとは、一体どういう事だ!」


そう言ったアレンに、国王は怒鳴りました。


「しかし私は、リリー姫が一番欲している物を用意して参りました」


アレンはそう言うと、優しく微笑みました。


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