Winter bell
朝食を食べながら、ふと気になっていた事を口にした。
「晴稀……。昨日、何でソファーで寝たん?」
「えっ?」
不思議そうな晴稀に、あたしは話を続けた。
「だって……晴稀のベッド、広いやん?一緒に寝れたのに……」
拗ねた口調で言ったけど、本当はただ悲しかっただけ。
女として魅力が無いんじゃないか、って…。
「ん〜……。羅夢が大の字で寝てたからなぁ〜……」
「嘘っ!?」
恥ずかしくて顔を赤くしたあたしを見て、晴稀がブッと吹き出した。
「嘘やって!羅夢がぐっすり寝てるのに、隣に入って起こしたら悪いやろ?」
彼は気遣ってくれただけだって事がわかったのに、やっぱりそれがすごく悲しかった。
「晴稀……。昨日、何でソファーで寝たん?」
「えっ?」
不思議そうな晴稀に、あたしは話を続けた。
「だって……晴稀のベッド、広いやん?一緒に寝れたのに……」
拗ねた口調で言ったけど、本当はただ悲しかっただけ。
女として魅力が無いんじゃないか、って…。
「ん〜……。羅夢が大の字で寝てたからなぁ〜……」
「嘘っ!?」
恥ずかしくて顔を赤くしたあたしを見て、晴稀がブッと吹き出した。
「嘘やって!羅夢がぐっすり寝てるのに、隣に入って起こしたら悪いやろ?」
彼は気遣ってくれただけだって事がわかったのに、やっぱりそれがすごく悲しかった。