Night Large Snake

二階に上がってくる2つの足音。

「うー、ごめんね。」

申し訳なさそうな声が聞こえた。

九条さんは

「用事が入って。午前中には終わらせる予定だったんだけど。」

はぁと溜め息を吐いて、ソファーに座る。

京は海の顔を覗き込み、「マジで寝てる」と驚嘆してた。

「昼飯行くかぁ。うーちゃんも、中華で良いか?」

頷いた。

海の予想通り、中華だった。

腕をトントン叩いて起こす。

「海の女も大変ね。」

クスクスと笑った九条さんは、もう立ち上がり階段の方に向かって「車!」と怒鳴った。

もしかしたら、九条さんは車係なのかもしれない。

ただ怒鳴るだけだけれども。



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