Night Large Snake
…いつから、私の体制は海の下に?
「…う。」
「黙れ。」
低い声で唸られて、少しばかり怯む。
「話し声がすんだよ。」
話し声?
私は目を泳がせた。
スッと顔の輪郭をなぞられる。
そして、階段の方へ視線をやった。
…あぁ、そういう…。
「怖っ、都より耳が良いし。」
京の開き直った声が聞こえた。
「一人でベラベラ喋ってたのは京だけだけど。」
呆れた九条さんの声。
私は呆れて溜め息を吐いたら、海と重なった。