Night Large Snake

「確かに、あれをすごいって奴はいるけど。
尊敬する奴は少ない。」

九条さんは淡々と喋る。

私は本当に変らしい。

やっぱり“普通”にしがみついていただけある。

でも自分は自分でしかないから。









「あ、腐った女帰った?」

京は二階に上がるなり、すぐに海を見て言う。

そんな事を平気で言いのける京は、海の右腕だけある。



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