続!イジワル王子とお姫様
「ざっ……残念って、み……見ないもんっ」


「あっそ。な、そこ閉めて」


ナツキくんは、部屋に入った私にそう言って床に座った。


部屋の戸を閉めて、ナツキくんの方へと歩いてく。


「……座ったら?」


「う、うん」


「いや、なんでそんな離れて座ってんの?」


1m離れて座る私を見て、ナツキくんは苦笑いしてる。


だって……、近くに座ると緊張する。


エヘエへ愛想笑いしてると、「ま、いーけど」って言って、


ナツキくんはローテーブルに教科書を広げた。


「あれっ? 今から勉強するの?」


半分デート気分だった私に、ナツキくんは呆れ顔。


「え……その為に来たんじゃねぇの?」


うわっ……、


私って、ホントにバカ。



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