続!イジワル王子とお姫様
「桃香からは……ちゃんとオトコに見えてんの?」


ダブルでドッキーン!


うわ、どうしよう。


見えてる、見えてる、見えてまぁす!


でもっ、言えない。


真っ赤になってうつむくと、ナツキくんは私の頭をポンと軽くたたいた。


「なら、いーや」


「え?」


私より先に立ちあがり、手を引っ張って立たせてくれる。


「桃香、さっき買った雑誌。そこのベンチで読も」


「う……うん!」


ナツキくん、なんの雑誌買ったんだろー。


< 89 / 393 >

この作品をシェア

pagetop