恋物語
空を見ながらたばこに火をつける。
りこたくみに告白するんかな…
たくみとりこならお似合いだよな~そんなことを考えていると後ろから誰かにたたかれた。びっくりして後ろを振り返ると1つ年上の幼なじみ大揮がいた。
「こんなとこでさぼってていいんかよ、しかもたばこまで吸っちゃって。見つかったら退学だな」
笑いながらジュースを差し出す。
「なんでここにいるってわかったの?」
「ん~勘かな」
そういってジュースを飲むだいき。
どおせたまたま来たら私がいたってことだろう。
たばこちょうだいと言って私のたばこをうばう。
1時間話しをした。

「またゆっくりしゃべろうな、また家こいよ?となりなんだし」
そう言い残して屋上から出て行ってしまった。
はあ~ゆっくり寝ようと思ったのにだいきのせいで寝れなかった。
まあ久しぶりにいろいろと話せたしいっか。

教室に戻るとりこのまわりに人だかりができていた。
「どうしたの?」
近くにいた子に聞いてみる。
「なんかたくみくんにりこが告るんだって、今日は無理だけど今週中には言うらしい」
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