★逆恋☆
「紫乃、お疲れ。」




真衣が汗を拭きながらあたしに寄ってきた。







「真衣もお疲れ。

てか
勝ちたかったー。」














真衣にもねぎらいの言葉をかけて
あたしは悔しそうにグチをこぼした。













「まーまー来年頑張ればいいじゃん??

それにまだバレーとバスケがあるでしょ??☆」
























あ………




そうだ。






あたし3種目出るんだった。













「忘れてた………」






「マジで?笑

まぁでも明日から頑張りな♪」









真衣が笑顔で励ましてくれた。







真衣はいつも明るくて



太陽みたい。









真衣が友達じゃなかったら




絶対あたしの本当のキャラなんて見せられない。








真衣だけ。
















前向きな真衣があたしは大好き。



< 143 / 308 >

この作品をシェア

pagetop