★逆恋☆
「いっ、いいよ!迷惑になるし!!ι」




「大丈夫!全然気にしないよ★」




必死に断ろうとするけど
涼くんは諦めない。











どーしよーーーーー??!!ιι










「で

探し物ってどんなの??」






慌てているあたしに気づかないで涼くんが聞いていた。






あたしは涼くんから目線をそらす。










こうなったら適当にごまかしてさっさと出て行ってもらうしかない!!












有りもしない物を涼くんに言おうとする。




「え、えーっと、特徴は………」































「ピンク色でキラキラしたクマのキーホルダー?」
























――…え?




















ばっと涼くんを見る。






涼くんはやっぱりニコニコしてて



さっきまではなかった物を右手に持ってた。






















あたしの






大切な物。
















クマのキーホルダーだった。

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