手を繋いで…

愛情

美奈子は 今のままの姿を 真に 見せようとした。

『まぁ ええわ。
夫婦は夫婦やもんな。
アンタを責めても しゃーないこっちゃし 折角 久々に逢えてんやから この話終わり! 真 シャワー浴びてきぃ。』

そう言って 美奈子は 煙草に火をつけた。

真は 黙ってシャワーを浴びに行った。


そして 美奈子もシャワーを浴び 真が 待ってる
ベッドへ・・・・・。


うち ホンマは ドキドキやってんで。

優しいキス・・・・
優しい仕草・・・・

真は 美奈子を 愛で包んだんや。
言葉はない・・・
やけど 美奈子には 十分 それが伝わってん。

うち あの時 わかってたよ。どれだけ 真がうちを
愛してくれてたか。


堪えきれない感情
溢れ出す感情

愛情・・・を たくさんくれた一夜やった。
< 112 / 122 >

この作品をシェア

pagetop