君に捧ぐ‥



「はー、今日も一日疲れたぁ」



あたしは、学校を終え帰っていた。




いつも通り、返っていた。




「……あれ?」



ふと、気がつく。




「……こっちじゃ、ないや…」



あたしは、家に帰っていなかった



あたしの向かった先は、病院。




無意識のうちに、歩いてきてしまった。



「ださ……」



あたしは一人、元来た道へ戻り、家へと向かった。










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