アリス図書館‡QUEEN






―†警視庁†―







「七瀬さん、またですよ」




「・・・またかよ」






取り調べから帰ってきた飯田は食堂にいた七瀬の元へと来た。





「おばちゃんAランチ!!」




「あんだって!?」




「お姉さんAランチ!!」



「あいよ!!」




「・・・で、今取り調べした奴も図書館の奴が、金髪の女がって言ってます」





七瀬の隣に座りながら飯田が言うと七瀬ははぁ〜っとでっかい溜息をはいた。





「結局アイツは何者なんだ。アイツのせいで事件の犯人と思しき人物共が次々と消えるか既に死んでいる」




「でも、逮捕する手間が省けていいじゃないですか」




「馬鹿。こんなんばっかで民間人から警察は何をやってんだって苦情ばっかだぞ最近」





「ああ・・・そういえば・・・」





はは・・・と苦笑いの飯田。





「図書館に問い詰めに行けばさら地があるだけ。図書館なんて跡形も無かった」




「近所の人達に聞いても、そこに図書館なんて建っていなかったって言いますしね」






嘘を言っている風でもありませんでしたし、と運ばれてきたAランチを頬張る飯田。


< 155 / 172 >

この作品をシェア

pagetop