Love story's
ドキドキを通り越して、バクバクと鳴る心臓。


香坂君は、そんなあたしの胸の内なんて素知らぬ顔で、楽しげに笑っている。


あたし、香坂君といたらドキドキし過ぎて死ぬかも……


本気でそんな事を考えてしまった事も…。


そして、神様に『香坂君とずっと一緒にいられますように』とお願いした事も…。


香坂君には、何があっても絶対に秘密。


だけど…


隣で鼻歌を口ずさむ香坂君を見ながら、あたしの願い事は神様じゃなくて彼にしか叶えられないって思っていた――…。





             END.


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