※ご主人様は完璧王子?※
うわぁ………きまずーい……
今あたしは廊下をゆっくりと歩く龍ヶ峰と白山の後を黙ってついて歩いた。
一言も言葉をかわさないまま食堂へとつく。
あたしは気まずさにたえきれなくなって口を開いた。
『えっと……あのご飯!!なにたべます??』
すると白山君が苦笑いをしながらあたしを見た。
「お姫様、ちょっとだけ席外してもらっても大丈夫かな……?」
『あっはい!!』
気まずい雰囲気から抜け出せることへ安心してあたしは小走り気味に食堂から出て弥生ちゃんの部屋へと足をすすめた。
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