My Prince
「味方って、どーいうことですか?」



冷静になった柊聖先生に聞き返す。




「知らないふりしてたのはーどういう対応するのか見てみたくて。
 最初は、なんでお姉さん?!って思ったけど、さっき、
 本当のこと、言ってくれたでしょ?」


そういったゅりセンセは、あたしのほうをみてにっこりほほ笑んだ。



「あのこのことだから、ほかの先生がたにもいうとおもうの。
 それを、あたしがふせぐ。」



「でも、もう言ってたらどうするんですか・・・?」



あたしはものすごく不安だった。

親には了承されたものの、病院での周りの視線は痛い。

知られたら、ほかの先生にまでもあの視線が向けられそうで、怖い。



あのときだって・・・





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