repeat
「雪也の家ってどこ~?」
「A町の3丁目。分かる?」

「ああ、分かるよ。あそこらへん前に住んだ事あるから」

「今はどこすんでんの?」

「あそこ!」
裕太が指さす方には小さな古ぼけたアパートがあった。

「1人で住んでんだ。」

「両親は?」

「母親は
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