青空応援歌
「・・・何かブルーな感じになっちゃったから・・・帰る?」


「うー・・・」


私はコクコクと頷いた。


そこで、私の膝の上にある京子のノートの存在に気がつく。


「あ!私、京子にノート私に来たんだ!!」


「ちょ、それ一番大事なところ!やっぱり柚ちゃんはおもしろいなぁ~」


少し乱暴に頭を撫でてくれた先輩。
もう、髪がボサボサになる・・・・



・・・・あれ!?


今、頭撫でてくれた!!??
あんまり先輩が普通に触るから、スルーしそうになった・・・!!


「じゃあ、俺はまだ仕事あるから学校戻るな!」


「あっ、はい!」


「それじゃ、バイバイ」


今日は先輩のいろんなこと知ったし、接近もできた


・・・なのに
何だか心が寂しい。


何でだろう。
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