狼と赤ずきん。




私はホウキで掃き始めた。


誰も手伝ってくれない。



一人でやれるかな?


私ははきながらため息をついた。




廊下ではガヤガヤ声がしてうるさいが、



教室では私と荒月しかいなくて沈黙が続いた。





ガランッ!




いきなり、ドアが開いた。



荒月もドアの音で起きた。






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