空ニ手ヲ伸バシ映ル影
公園の出口に向かって





歩いてる途中




正面から走ってきた




一人の女とぶつかった。



「いってぇー」




「キャッ・・」



あやまろうと相手の顔を見る。




「すいません 大丈夫ですか?」



倒れていた女が顔を上げた。




「いったいわねぇー!

きおつけなさいよっ!!」



お互いの目と目があったとき



「おいっ シルエじゃないか!」


「あっ ロイ!!」










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