リアルアバター

俺は急いで浩太に電話した。


『もしもし浩太!!』


『広志か、そんなに慌てた声して何かわかったのか?』


俺はふと規約内容を思い出した。


(サイトは誰かにばらしてはいけません。万が一話された場合は処分を…)


話したら俺も殺される?


『いや、別に。』


『そうか、じゃあ何かわかったらまた連絡してくれ。』


浩太にはD&Iのことは言えなかった。


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