冬恋
「やけど…」

「うん…いいねん辛いけど…自分でまいた種かな」
ふふって泣きながらも笑う愛莉


「よし、今年は、私が一緒に行ってあげるよ」


「何に?」

「何ってツリーを見にだよ」


「ありがとう、菜緒…
だけど、1人で行く…行ってちゃんと気持ち吹っ切って来るから」


「大丈夫?」


「うん、けじめだもん」

「わかった、行って来なよ」

「うん」

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